夏の火鍋は

 

夏に火鍋なんかだして

 

やってけんの?

 

 

 

火鍋屋にリニューアルした頃に

 

お客さんに言われた言葉だ。

 

 

 

そのお客は

 

四川料理屋の頃に

 

出していた

 

 

水餃子や麻婆豆腐を

 

食べたかったが

 

 

来てみたら火鍋しかなく

 

不満たらたらで

 

 

最後には

 

嫌味のように言っていた。

 

 

 

その当時はお客さんも

 

いないので言い返すことも

 

できなかった。

 

 

 

どんなに店主が

 

能書きたれようと

 

暇な店じゃ説得力がない。

 

 

 

 

あれから7年。

 

 

 

夏は特に忙しい。

 

 

 

今の日本の気候は

 

私が子供の頃よりも暑い。

 

 

 

昔は扇風機を掛けてれば

 

昼寝もできたが

 

 

今じゃエアコンがないと

 

熱中症になるレベルだ。

 

 

 

もうここまで来ると

 

昔みたいに

 

 

「夏は冷麦、冷やし中華で」

 

なんて言ってられない。

 

 

身体がもたないからだ。

 

 

食べなければ。

 

 

 

強烈に蒸し暑い夏。

 

 

 

食欲が無くなると人は

 

好んで香辛料が

 

効いた料理を求める。

 

 

 

そうでもしなきゃ

 

食えないからだ。

 

 

 

 

7年前は

 

夏に火鍋なんて暑くて・・・

 

 

暑いのに鍋なんか食えるかよ!

 

なんて感じだったのが

 

 

 

7年間続けてたら

 

お客さんたちが

 

一週間に食べる

 

ローテンションの中に

 

 

辛い料理イコール火鍋が

 

徐々に浸透したようだ。

 

 

 

他の火鍋屋は

 

夏になると止めたり

 

 

他の料理を

 

出したりしてるみたいだが。

 

 

 

何でもあきらめないで続けないと。

 

 

 

今の時代には合わない

 

生き方かもしれないけどね。

 

うまいよ
うまいよ