そうなのか・・・【第3話】

宿の人は

 

「そうですか・・」

 

と言ったが

 

その後は会話が続かなかった。

 

 

そこで叔母さんは宿に来た時から

 

気になっていた

 

熊の毛皮の話をした。

 

 

 

すると・・

 

 

 

実はあの熊の毛皮は

 

宿の主のお父さんだったかが

 

子供の頃から飼っていた

 

熊の毛皮だったそうだ。

 

 

ある日の事鍵を掛け忘れて・・・

 

その後は言葉を濁したそうだ。

 

 

「もしかしたら・・」

 

と話が続いたそうだ。

 

 

 

そんな事もあり霊のたぐいを

 

全く信じなかった叔母さんも

 

 

目に見えないものが

 

何かある

 

と思うようになった。

 

 

 

 

そして去年の事。

 

 

 

96歳の祖母が

 

「ミチヨ!

 

お父さんが家に

 

入れないから

 

 

玄関の鍵開けてあげて」

 

と言い出した。

 

 

 

叔母さんは怪訝に思った。

 

 

 

なぜなら明治生まれの祖父は

 

今から40年前に

 

亡くなっているからだ。

 

【次回に続く】