96歳

昨日は、おばーちゃんの

 

お見舞いに行ってきた。

 

 

先々月に脳梗塞で倒れてから

 

驚異的な回復をみせて

 

座って話もできるようになった。

 

 

眼も見えづらくなり

 

耳も遠いが食欲だけは旺盛で

 

持って行ったお土産のお菓子と

 

煎餅をバリバリ食べてた。

 

 

俺がまだ小さい頃

 

おばーちゃんが話してくれた話で

 

印象に残っているのは

 

 

戦争中に空襲があった話だ。

 

 

 

右手に3歳ぐらいの娘(俺の母親)

 

背中には

 

生まれたばかりの次女(叔母さん)

 

を連れて空襲から逃げたそうだ。

 

 

 

爆弾があちこちで落ちる中

 

避難しなければいけないと思った

 

おばーちゃんは目の前に

 

二つの建物を見つけた。

 

 

おばーちゃんは

 

どっちに行くかと思い

 

右側の建物を目指し幼い娘の手を

 

引いて駆け込んだらしい。

 

 

 

それから30秒後左側の建物に

 

爆弾が落ちたそうだ。

 

 

そう・・その判断で

 

おばーちゃんと二人の幼い娘

 

二人は生き残ったのだ。

 

 

おばーちゃんが左側を選んでいたら・・

 

 

今このとき俺は

 

ブログを書いてない事になる。

 

 

四川火鍋みやまも無かったのだ。

 

 

そんなことを考えた。

 

 

大正生まれで関東大震災

 

戦争、東日本大震災を経験して

 

人生を駆け抜けた

 

おばーちゃんが

 

昨日言った言葉は

 

 

「健康が一番だよ」

 

 

だった。何度も言っていた。

 

 

深いな・・と思った。

 

 

【追記】

 

最近、幼くしてなくした

 

息子の和明さん

 

が枕元に立って

 

「早くきなよ」

 

と手招きするそうだ。

 

 

おばーちゃんは

 

「まだ行かないよ!!」

 

と言うのだそうだ。