【第69話】たまには思い出話でも

税金や保険、銀行の支払いの

 

段取りはついたが

 

店には閑古鳥がないていた。

 


仕込みもたいして

 

あるわけではなく・・


俺は朝起6時頃おきて

 

市川にある業務販売の店

 

メトロに電車で買いだしに行き始めた。

 

 

理由は河内屋より

 

安い商品があったからだ。

 

 

少しでも安く仕入れたい

 

という気持ちだった。

 

と言うようりも

 

現実に現金がなかった。

 

 

下総中山の駅から

 

メトロまでの道のりは

 

春はいいが・・夏はきつかった。

 

暑くて・・。

 

 

 

でも楽しい事もあった。

 

 

メトロまでの道のりの途中

 

手作りおにぎりの店に寄り

 

おにぎりを買って

 

川のほとりで

 

お茶を飲みながら食べた。

 

 

イメージ的には

 

綺麗な川の岸だが

 

現実は・・ドブ川だ・・。

 

 

その当時は、金はないけど

 

時間に余裕があったのだ(笑)


今は・・

 

金もないけど時間の余裕もない・・

 

に格段と進歩したのだ(笑)

 

 

食事は・・・

 

昼はチャビママに弁当を作ってもらい

 

夜は一袋で三食入っている

 

焼きそばを買ってきて

 

夜のまかないを食べていた。

 

 

たまに自家製カレーを

 

作っては食べていた。

 


チャビママは

 

「わたしカレー大好き!」

 

と言ってくれて

 

朝昼晩と食べてくれた。

 


申し訳ない気持ちだった。

 


しかし、二人はそこで

 

あきらめたわけではなく


その当時も

 

チャビママはチャビママで

 

アメーバでブログを

 

コツコツ書いていた。

 


俺は俺で

 

フェイスブックに地道に

 

火鍋の投稿をしたりしていた。

 


二人の合言葉は


今、何もしなければ

 

三ヵ月後には

 

もっと店は落ちていくだろう。

 


しかし

 

今からコツコツやっていれば

 

三ヵ月後には変わるだろう。


とお互いに言い聞かせるように

 

誰もお客さんがいない

 

店内で話した。

 


しばらくすると

 

フェイスブックが面白いんだか?

 

関わりたくないんだか?

 

知らないが


興味を持つ人が増えた。

 


すると・・

 

少しだが予約が入り始めた。

 


その時に感じた。

 

 

チェーン店や資金力がある

 

大型店舗と違い


資金力がない個人店にとって

 

フェイスブックは


すばらしいツールになることを。