2013年

9月

05日

再投稿【第4話】たまには思い出話でも

気がつけば一ヶ月たっていた。

 

さすがにこのままではヤバイと思っている頃

 

チャビママがこんな事を言い出した。

 

「チラシをつくろうよ」

 

俺はあまり乗り気じゃなかった。

 

なぜならすでに二回ほどチラシを作って販促していたからだ。

 

一回目はお店の場所を船橋駅前なのに西船橋と書いて失敗。

 

二回目はチラシを駅前と店頭で配ると言うやりがちな失敗。

 

駅前で配るとチラシがはけるが

 

船橋の駅前からお店まで引っ張ってくるのは困難に近い。

 

そして三回目。。。やりたくなかった。

 

というより販促に使う資金がなかったと言っていい。

 

     

しかしチャビママの意思は固かった。

 

     

記憶が定かではないが、自分でチラシを作ってくれる所を

 

タウンワークで調べて見積もりをもらって来た。

 

たしか。。。デザイン込みで500枚7・8万円ぐらいだった思う。

 

その価格が適正かどうかは今となってはわからない。

 

 

 

今だったらニュースレターの木村さんに頼んでるだろう。

 

     

     

チャビママは、こう俺に言った。

 

「わたしには使ってない貯金が7万円あるわ」

 

「それでやろう!」と。。。意思が固かった。

 

そしてチラシが出来上がった。中々良いと思った。

 

チラシでは2回失敗しているのでどう有功に使うか話しあった。

 

慎重に。。。なぜなら。。。後がなかったからだ。

 

どうしたかって?

 

その500枚のチラシを少しづつもって飛び込みで会社を回ったのだ。

 

 

チャビママが一人で。。俺じゃない。

 

     

初めての経験で緊張していたようだった。

 

1日目リクルートスーツみたいな格好で会社を回った。

 

緊張しすぎて声も出なかったらしい。

 

でも勇気を振り絞って会社のドアを叩いて回ったようだ。

 

2日目。。。まだ緊張していた。

 

3日目。。。

 

4日目。。。となると色々判ってきたらしい。

 

スカシてリクルートスーツなんかじゃなく

 

普段着でありのままの自分で

 

手渡そうと考えたようだった。

 

そこからは会社のドアを叩くのが楽になったと

 

店に帰ってきていっていた。

 

なんだかんだで3週間かけて500枚配り終わった。

 

配り終わったときチャビママは自信に満ち溢れていた。

 

しばらくすると。。。そのチラシをもってお客さんが

 

来るようになった。

 

初めはランチ。。。そして夜にも。

 

俺は。。。これで店が生き延びた事を感じた。

 

今でもこの事が俺達の店を救った出来事だと思っている。