【第66話】たまには思い出話でも

四川料理屋から四川火鍋専門店に

 

リニューアルした当時

 

銀行の残高は0だった。

 

船橋で店を出してから

 

4年間で作った借金だけがあった。

 


支払いだけは毎月確実に来ていた。

 


銀行はセーフティーネットと

 

言う制度があったのそれを利用して

 

リスケジュールしてもらった。

 



厄介だったのは個人のカードに

 

ある現金枠で支払っていた

 

税金などだ。

 


完全にカードの


自転車操業と言った感じだった。

 



JCBで借り手セゾンで返して

 

VISAで借り手OMCで返して

 

所得税がきたらまた借りて・・・・。

 


カードは簡単に借りれるから

 

問題ないと思うと大間違いだった。

 


毎月、きっちり電話請求だ。

 


電話に出るまでかけてくる。

 


仕事が手につかなくなっていた。

 


明らかにやばい・・



と思った俺は

 

チャビママにすべてを


話し結論を出した。

 


すべてを聞いたチャビママは

 


「司法書士事務所行くほうがいいわ」

 


と言った。

 



次の日、債務整理をする


司法書士さんの事務所を叩いた

 


行く前日は俺も・・


ここまで来たのか・・・

 


と思ったのが正直な気持ちだった。

 

朝まで悶々として眠れずに居た。

 


自己破産・・債務整理・・


そんな言葉が

 

頭の中をグルグル回っていた。

 


朝起きても

 

行く前は・・


なんか・・俺・・なさけねぇな・・

 

と言う感じだった。

 


しかし・・横で寝ている


チャビママとチャビィをみると

 

俺が何とかしなきゃいけない・・

 

という気持ちに少しなった。

 


予定の時間の2時間前に


幕張本郷の駅についた。

 


そして・・

 

幕張本郷のベンチで


一時間ぐらい座っていた。

 


そして缶コーヒーを飲んだ。

 

コーヒーが苦かった。