【第62話】(人物編・平森一隆さん)

名物ホールの平森さん
名物ホールの平森さん

行きつけの居酒屋である楽膳での出来事だった。

 

週末だったか店内は満席だった。

 

俺とチャビママもいい感じで酔っていた。

 

扉が開いた。

 

ラーメンBAR963の黒川さんだった。

 

足りなくなったお酒を買って

 

帰る途中に顔を出したようだった。

 

しかし座る席もないほどの店内。

 

すると・・・

 

一人だけスクッと立ち上がり

 

フラフラしながらも・・

 

奥のほうへ歩いて行き

 

席を空けた男がいた。

 

黒川さんに席を譲ると自分の席はその後ない。

 

その男は立っていた。

 

俺は・・酔っ払いながらも

 

この人気が利くひとだなぁ・・と思った。

 

それが・・

 

その当時秋葉原キャッスル

 

氷堂雅也さん元で働いていた

 

平森一隆さんだった。

 

彼は氷堂さんをとても尊敬しているようだった。

 

最近は

 

西船橋 お好み焼き やのや さんの

 

名物ホールとして活躍している。

 

あるとき平森さんを見ていた。

 

飄々としているがお客さんに好かれている。

 

倦怠期のカップル、夫婦?

 

なんかは正直・・会話がない。

 

どんよりした空気が漂っている。

 

 

 

でも平森さんは・・

 

空気を読まないのか・・?

 

積極的に接客しているのか?

 

いつの間にかカップルや

 

倦怠期の夫婦の

 

クッション代わりになるのか

 

会話が弾みだす。

 

そして最後にお客さんは

 

すっ~かりリラックスして

 

嬉しそうに帰っていく。

 

たいしたもんだなぁ・・といつも見ている。

 

俺だったら・・正直話し・・づらい・・。

 

チャビママが

 

「お好み焼き!食べに行こう!!」

 

というのもうなずける気がする。

 

お好み焼きも美味しいし

 

平森さんの飄々とした

 

感じからかもしだされる

 

 

素敵な時間もいいんだろうな。

 

と思いながら

 

 

俺はやのやさんで

 

たいして飲めもしないのに

 

冷凍焼酎の万暦を飲んで

 

西船橋の駅までの

 

帰り道ご機嫌で鼻歌を

 

歌いながら帰るのが

 

楽しみの一つになっている(笑)

 

平森さん!

 

来週も設備点検のチャンスがあったら

 

お好み焼き食べに行きます!!