2013年

6月

25日

【第54話】たまには思い出話で話でも

その当時ブレブレで出していたサイドメニュー
その当時ブレブレで出していたサイドメニュー

火鍋野郎と名乗り始めたがイキナリ店が

 

忙しくなるわけではなく日々悶々としていた。

 

いくら火鍋専門店と言っても

 

それが浸透するまでは時間がかかった。

 

あるときの19時ごろ店にまた・・閑古鳥が鳴いていた。

 

俺とチャビママはお客さんが来ない原因を色々話した。

 

どちらからともなく

 

『火鍋はメインだけどサイドメニューを月一回ぐらいで・・』

 

「差し込みメニューにして変えたほうがいいんじゃないか?』

 

みたいな話になった。

 

その当時蒸し器もあったので

 

それを作って簡単にだせる

 

チェーン店の商品を提供した。

 

蒸すだけなので手間はかからない。

 

そういう商品は業者がカタログを送って

 

来てくれていたので

 

選ぶだけで特に困らなかった。

 

そんな事を2.3ヶ月続けただろうか・・・

 

火鍋専門店と謳いながら・・

 

チェーン居酒屋みたいな商品も提供していた。

 

しかし・・・さらに伸び悩んだ。

 

 

そしてまた二人で閑古鳥が鳴く店で話した。

 

 

もう少し・・サイドメニューを増やそうか?

 

なんていう話にまたなった。

 

俺もチャビママも火鍋に自信がなくなりかけて

 

また・・カタログから・・・

 

和食中心の料理を選び始めた。

 

そして・・明日注文する事になった。

 

それから・・一時間・・・厨房で考えていた。

 

その当時、普段の日はお客さんも来ないので考える時間があった。

 

そして・・スマホをいじっていたら・・

 

ある記事に目が言った。

 

それはあるコンサルタントが書いているコラムだった。

 

メニューを搾り売りを明確にすることが繁盛店の

 

第一条件のような事を書いてあった。

 

そのオッサンはラーメン屋の事を例に挙げていた。

 

ラーメン屋が開店する。

 

美味しい・・けど伸び悩む・・・サイドメニューがふえる・・

 

終いには・・カレーとか・・出してみる。

 

最後には売りがぼやけて・・・静かに閉店する。

 

みたいなことだった。

 

その記事を見たとたん、ハンマーで頭をなぐられたぐらいの衝撃だった。

 

たとえるなら・・

 

中学二年のとき極真の道場で回しげり一発で

 

俺の相棒がノックアウトされたぐらい

 

そのあと俺も・・(笑)

 

衝撃をうけた。

 

 

そして二人でその記事を見た瞬間に

 

俺とチャビママは今まで出していた居酒屋もどきの

 

サイドメニューを全部捨てた。

 

カタログもすべて捨てた。

 

そして・・二人で夜に火鍋を食べた。

 

多くの言葉を交わさなかったが

 

俺とチャビママはブレ始めていた事を

 

猛反省した。