【第51話】たまには思いで話でも

リニューアルして3ヶ月がたった。

 

売り上げは月に100万前後をウロウロしていた。

 

赤字街道を爆走中だった。

 

終いには仕入れをする現金にも困りだした。

 

酒屋は二ヶ月支払いが遅れていて

 

すべてを清算しないと

 

お酒を提供してくれない状態になった。

 

困った俺はない脳みそを

 

フル回転させて一つの結論になった。

 

カードでお酒を仕入れよう。と考えた。

 

現在は個人の債務整理をしてしまったので

 

カードは使えないが

 

その当時まだカードの枠が200万ぐらい残っていた。

 

楽天で検索したりしてカードで仕入れが出来て

 

その支払いをリボ払いできるところを探した。

 

払えるあてはなかったが他に方法がなかった。

 

一件だけその条件にあう店を見つけた。

 

普通より多少高かったが

 

それでも営業できれば後の事は考えなかった。

 

とりあえず酒の仕入れの目処はついたので

 

リニューアルして

 

初めての忘年会シーズンに突入した。

 

ある日の事・・・

 

営業が終わり風呂に入った。

 

チャビママが使っていたシャンプーが

 

安物のシャンプーに変わっていた。

 

それを見た瞬間・・・

 

申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

 

そして俺は決断した。

 

火鍋を教えてくれた劉さんには悪いが・・・

 

火鍋の味を変えるという選択をした。