【第50話】たまには思い出話でも

リニューアル直後のみやま(2年前)
リニューアル直後のみやま(2年前)

四川料理の店を劉さんと開店してから

 

3年がたっていた・・

 

 劉さんは店から独立して四川料理 三国RYUという

 

店を独立して立ち上げる事になった。

 

俺は店の契約更新と大震災を何とか乗り越え

 

四川火鍋専門店 三国 という名前で新たな船出をした。

 

そこからが・・・地獄の一丁目だった・・・。

 

今まで来ていたお客さんが店に来る。

 

そして・・メニューを見ずに

 

「ビンビールと・水餃子・・と青菜の塩炒めをとりあえず」

 

そこでチャビママが説明をする。

 

『四川火鍋の専門店になったので火鍋しかないです。」

 

お客さんはメニューを見ながら

 

「え!!そうなんだ・・」といいながら顔色がミルミル曇る。

 

しょうがなく火鍋のメニューを見て

 

仕方なく注文して

 

次は・・・・2度と来店しなかった。

 

注文してくれればいいほうで、メニューを見て

 

そのまま立ち上がり出て行った、お客さんもいた。

 

また・・カップルで来て

 

陰悪な雰囲気になってしまった事も合った。

 

女性の場合は火鍋だけでも「食べてみたい!」

 

となる場合が多かったのだが

 

男性はビンビールに餃子・エビチリと

 

中華料理の感覚できていたのが

 

イキナリ・・鍋しかない・・となると怒りで

 

収まらない事が多かった。

 

キツかった。

 

俺もそうだがホールで接客していた

 

チャビママの

 

落胆振りは見てられないほどだった。

 

常に全力投球のチャビママなので

 

どんな人に対しても

 

気配りをする。

 

しかし・・・

 

最後は不機嫌でお客さんは帰っていった。

 

なんで・・麻婆豆腐がないんだ?水餃子は?炒飯は?

 

そんな感じで不満タラタラだった。

 

俺は申し訳ない気持ちと

 

情けない気持ちと自信を喪失しそうな感じだった。

 

一ヶ月ぐらいそれが続いただろうか・・・

 

元々来ていた常連さんは

 

3組残して全部来なくなった。

 

お店に・・閑古鳥が鳴いていた。

 

それがリニューアル直後の【みやま】の船出だった。