【第41話】たまには思い出話でも

40歳手前にしてタリーズコーヒーでアルバイトを始めた。

 

これが意外におもしろく毎日行くのが楽しくなった。

 

気楽な感じもよかったかもしれない。

 

営業終了後にもらえる甘いパンも俺を喜ばせた(笑)

 

それと同時に

 

その当時俺はインターネット英会話教室を共同経営していた。

 

きっかけは英語を勉強しているとき

 

インターネットレッスンを受けていた

 

フィリピンの小さな教室の先生が

 

こんな事を言った。

 

「今まで共同経営していた日本人が事情があって辞めたので・・」

 

「トシ・・協力してくれないか?」

 

俺は特に考えもせず

 

『いいよ!』

 

と答えた。

 

理由を聞くとこういう事だった。

 

日本人がインターネットレッスンを受ける。

 

レッスン料金を振り込むのが日本の銀行になる。

 

でも彼らには日本人の友人がいなくなってしまった。

 

そこで銀行口座が欲しい。

 

そんな感じだ。

 

そしてそのお金を送金して欲しい。

 

たいした問題じゃないと思って受けた。

 

すると海外にお金を送金する事は簡単でもなかった。

 

日本の銀行からフィリピンの銀行に単純に送金すると金額が高い。

 

そこでロイズ銀行から送金する方法をとった。

 

講座を開設するのに赤坂?だったまで行ったり

 

法人口座が必要だったりしたが

 

日本の銀行経由より安かった。

 

もうひとつは駿河銀行がしていた

 

ウエスタンユニオンという方法があった。

 

これは個人間でお金を送金する方法で手数料も安かったが・・・

 

あるときから駿河銀行がウェスタンユニオンと

 

業務提携を辞めてしまった。

 

一ヶ月で5万円に満たない金額の送金だったが

 

フィリピンに行くと5万円は大金らしくチョッと驚いたのを覚えている。

 

ただし・・・

 

ホームページに俺の会社の名前と電話番号が記載されているのが

 

後で色々と厄介だった。

 

クレーム電話がガンガン来た。

 

それと言うのは彼らは時間にルーズだった。

 

レッスンを忘れるのもシバシバで俺の頭を悩ませた。

 

スカイプの通信事情も悪く改善しないといけないと思っていた。

 

本気でやるなら一度フィリピンに行かなければと

 

思うようになっていた。

 

そんな事を悶々と考えていたときに携帯がなった。

 

知り合いの税理士さんからだ。

 

「船橋駅から歩いて3分で一階店舗があるんだが?」

 

それを聞いた俺はとりあえず見に行く事にした。

 

その瞬間に俺は地獄の一丁目に踏み込んだ事を知らずにいた。