【第33話】たまには思い出話でも

35歳だったか?36歳だったかが思い出せないが

 

シェーン イングリッシュ スクールの

 

個人レッスンを受けていた。

 

初めの日は分厚いオレンジ色のテキストをもらったが

 

それを見た瞬間・・・やばいな・・まったく・・・わかんねぇ・・。

 

と言った感じだっただろうか。

 

なにせ英語は・・中学の授業でさえマトモニ受けてない。

 

ハゥーワーユーぐらいだ・・。

 

とりあえず自己紹介になった。

 

それぐらいは出来た。

 

ただ俺はその後のことは覚えていない。

 

覚えてるのは外国人は・・ほんとに目がブルーなんだなぁ・・・

 

とかぐらいだ。

 

しかしだ!

 

そこで頭をハンマーで殴られたくらいの衝撃を受けた。

 

イギリス人の先生は誉めるのである。

 

とにかくグレート!グレート!

 

ブリリアント!グッド!とにかく誉める。

 

俺のほぼ喋れない英語も誉める。

 

トシは才能がある!素晴らしい!

 

そんな感じだ。

 

俺は子供の頃から先生に授業で

 

誉められた事がないので悪い気がしない。

 

それで気分もよくなって授業に通うのが楽しみになった。

 

何とかもオダテりゃ木に登る・・と言った感じだ(笑)

 

その当時、楽願亭の近くには現ソフトバンクがあり

 

ランチや夜によく外国人が来ていた。

 

俺は習ったばかりの英語を試したくて

 

しょうがなくなり実践した。

 

直ぐに会話に詰まったが・・・それでも満足だった。

 

英語を試すたびに自信が生まれた。

 

ある時・・・外国人がランチに来た。

 

石焼ビビンバの中に入っている肉の話をしていた。

 

挨拶程度の会話しか出来ない俺だったが自信満々に

 

近づいてイキナリ「どうしました?」と言うような

 

習ったばかりの英語で聞いた。

 

何を言ってるか90%わからなかったが

 

「 この肉は何?」みたいな事をいってる気がした。

 

それは豚キムチのビビンバだったので

 

俺は自信満々に

 

ディス イズ ピッグ!と答えた。

 

その外国人たちは一瞬顔をこわばらせた気もしたが・・・

 

そのあとオーケー!と彼らは答えた。

 

また通じたじゃないの。俺ってやるな。

 

と自信満々で実践を終えた。

 

あとで豚肉はピッグじゃなくてポークと知るのは・・・

 

それから10ヶ月後のことだ(笑)

 

そして俺は英検の4級を受ける事にした。