【第23話】たまには思い出話でも

養老会館での修行?

 

を途中でやめて

 

父親の店に戻った。

 

 

なんだかんだで

 

ホール以外は多少は

 

使えるようになった俺は

 

調理場に入った。

 

 

色々なれないこともあったが

 

上手くやっていた。

 

 

 

ただ一つオヤジの

 

再婚相手と以外は・・・・。

 

 

これが厄介だった。

 

バリバリ仕事を

 

する女性だったので

 

俺の仕事が甘ちゃんに

 

見えたのだろう。

 

 

何かと衝突した。

 

 

 

今考えればあの女性が

 

言う事が正しかったと思う。

 

 

それはさておいて

 

飲食業に入っての年末

 

父親にこう言われた。

 

 

 

「この先店をまかせたい。

 

そして俺と女房は店を抜ける」

 

 

それを聞いて

 

俄然俺はやる気が出た。

 

 

あとは・・・

 

オバちゃんと顔を

 

合わせなくてすむ・・・

 

というのが本音だった。

 

 

 

しかし甘くない。

 

12月の繁忙期お店に

 

早く行って入荷した材料を

 

冷蔵庫に入れていた。

 

 

 

そして・・・

 

生樽を持ち上げた。

 

 

「ブチ・・・。」

 

腰から変な音がした・・・。

 

 

息ができない・・

 

立てない・・

 

座り込んだ。

 

 

なんか・・左足も痺れてた。

 

やばい・・何かがおかしい。

 

 

直ぐに千野外科送りになった。

 

 

医者がこう告げた。

 

 

「ヘルニアですね。

 

チョッと重症です。

 

ココの骨と骨の隙間・・・」

 

 

後は覚えてないが

 

治療が必要だと言われた。

 

 

 

最終的には

 

ブロック療法だったか?

 

腰にチューブを入れて

 

ソコに直接薬だかを

 

入れる治療法になった。

 

 

 

これは・・

 

意外に痛かった(笑)

 

 

麻酔をして腰に

 

チューブを入れるのだが

 

腰の骨の間には神経があり

 

そこを通すとき

 

ズキっと激痛が走る。

 

 

 

痛みには強いと

 

自信があったが

 

これには・・声を上げた。

 

 

しかもあの医者

 

「あれ・・あれ・・

 

なんか違うな・・」

 

 

とかトボケた事を

 

言ってたし・・(笑)

 

 

手術後はリハビリだった。

 

 

何故か左足は感覚がなかった。

 

 

 

コンビにまで買い物に

 

行ったりして歩く練習をした。

 

 

 

横断歩道が時間内に渡れず

 

トラックのドライバーに

 

怒鳴られた。

 

 

情けなかった。

 

 

そして一本の電話があった。

 

「手術したのに・・

 

まだ店に来れないなら

 

利男君には辞めてもらうわ」

 

 

・・・・。

 

 

悔しかったが。

 

言い返せなかった。

 

 

 

それから二週間後、店まで行き

 

「明日から使ってくれ!」

とオバちゃんに頼んだ。

 

 

オバちゃんは

 

返事をしなかったが、

 

次の日から店に行った。

 

 

それが二年目の

 

飲食業ライフだった。

 

 

その後も色々衝突した。

 

 

ある日。。。

 

養老の瀧から手紙が来た。

 

 

 

200万を出すと

 

10坪ほどの

 

焼き鳥専門店がもてる。

 

 

 

その当時養老の瀧は

 

一坪あたり100万かかった。

 

 

30坪だと3000万だ。

 

30坪というと

 

60席ぐらいになる。

 

10坪なら1000万だ。

 

 

それが200万だ。

 

その手紙を見た俺は

 

直ぐに本部に行った。