【第7話】たまには思い出話でも

一年目が過ぎ二年目に入っていた。

 

 

ランチタイムは600円のランチが

 

サラリーマン達の胃袋を

 

刺激したのか

 

忙しくなり三人で回すのも

 

限界になっていた。

 

 

 

とくに下げた荒いものを

 

洗う事ができず店の外に

 

並べておくような状態だった。

 

 

アルバイトを入れた。

 

 

夜は夜で【ホットペッパー】ぷらす

 

【ぐるなび】ダブルで忙しくなっていた。

 

 

 

だからと言って

 

 

店の経営がよいわけではなかった。

 

 

夜にもバイトを入れないと

 

回らない状態だった。

 

 

小さい店で4人体制。。

 

週末は5人体制の時も

 

 

税金まで払うと赤字だった。

 

 

 

そんなこんなんで悩んでいた頃

店に一本の電話があった。

 

「あの。。三国で

 

料理をたべたんですけど。。。

 

僕も四川料理をつくります。。。

 

もしよければ

 

雇っていただけないでしょうか?」

 

 

 

俺は内心喜んだ。

 

 

 

その当時劉さんと

 

俺はあまり良い関係ではなかった。

 

 

 

その男は履歴書を持ってきた。

 

申し分ない。

 

 

自信に満ちた面構え

 

直感的にコイツ凄い。。。

 

と思った。

 

 

 

今だから言えるが。。

 

店の料理人を変えようかと

 

思うほど

 

その男に引き込まれた。

 

 

 

事の前後が

 

ハッキリせず記憶が定かでないが

 

その男の料理を食べた。

 

 

四川飯店で

 

食べた料理と同じだった。

 

 

 

でも俺は劉さんを

 

見捨てることはできなかった。

 

 

そんな時一本の電話があった。

 

 

 

ある人から

 

「10坪前後の店が

 

空いてるからやってみないか?」

俺はその話に乗った。

 

 

なぜなら店が

 

赤字だったのでもう一店舗を

 

やって売り上げを

 

補填しようと思ったのである。

 

 

 

やりがちな失敗だ。。。

 

 

現存する店舗が赤字で

 

それを補填するために新店舗をだす。

 

銀行から500万円融資してもらった。

 

 

料理人は

 

以前電話してきた男であるX氏にした。

 

 

 

料理は最高でお客さんもついた。

 

 

いけるんじゃないかと思ったが。。。

 

 

 

失敗した。

 

 

 

そう実は三国以外にも

 

もう一店舗だしていたのである。

 

 

この店に関してはX氏が

 

このあと独立して

 

店を出しているので

 

これ以上は詳しくかけない。

 

 

ただ言っておくと。。。

 

 

 

俺が思ったとおりX氏の

 

料理は素晴らしかったようで

 

 

ではとある場所で

 

店をだし大繁盛店になっている。

 

 

 

そんなことがあった

 

二年目の出来事だ。

 

 

 

そのときの失敗で

 

また更に借金を増やしていた。

 

 

それでも天性の

 

楽天的な性格の俺は

 

 

今はヤバイけど

 

なんとかなるんじゃないかなぁ。。。

 

 

なんて思ってもいた。

 

根拠のない自信。。。

 

最悪である(笑)

 

 

 

この性格に

 

生んでくれた親に感謝したい。